HOME > NVIDIA Tesla S870 (販売終了製品)
NVIDIA Tesla S870 GPUコンピューティングサーバーは、科学者やアナリスト、その他の技術専門家のためのHPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)アプリケーションに膨大なマルチスレッドアーキテクチャを初めてもたらしました。
NVIDIA Tesla S870は企業の分散サーバー環境に適応する1Uのスリムなフォームファクターです。さらに、NVIDIA Tesla S870は最も複雑なデータ集積HPC問題も容易にスケーリングします。
4基の128-プロセッサ演算コアGPUを特長とし、GPU用のC言語開発環境、一連の開発者用ツール、そしてGPUのための世界最大の開発者コミュニ ティによって、NVIDIA Tesla S870は、プロフェッショナルがアプリケーションの開発速度を上げ、複数世代のプロセッサに渡ってそれらのアプリケーションを展開できるようにします。
NVIDIA Tesla S870はマルチコアCPUシステムと共に使用され、既存のITインフラにスムーズに適応する柔軟なコンピューティング・ソリューションを作り出します。
※本製品の販売は終了いたしました。
データ集積アプリケーションの浮動小数点演算において、1GPUあたり500ギガフロップスを超える最高のパフォーマンスを発揮します。
1GPUあたり1.5GB専用メモリ×4、合計6GBもの超高速GDDR3メモリを搭載。GPUあたり76.8GB/秒のメモリ帯域が、大規模な一連の問題の演算を可能にします。
サーバー標準のフォームファクターである1Uサイズのラックマウントに対応。1U本体の4基のGPU演算プロセッサが、並行アプリケーションのための最高のパフォーマンスを提供します。
ホストPCには、専用の低消費電力アダプタボードをPCI-Express x 8または×16へ装着し、その専用アダプタカードとNVIDIA Tesla S870をつなげることで使用可能になり、1つのPCI-Expressホストアダプタボードより2つのGPUを稼動し、2つのホストアダプタボードにより合計4つのGPUを稼動させます。
NVIDIA Tesla S870は、内部にTesla C870を4つ構成されています。
Telsa S870の接続は、2つのPCI Express x16
インターフェイスボードを介して、1ユニットまたは2ユニットのホストシステムへと接続されます。
各PCI Express x16インターフェイスボードは、4つのGPUの内2つのGPUと接続され、それぞれ独立して動作いたします。
1つのホストシステムにTesla S870を接続した例です。 この場合、ホストシステム側はPCI Express x16バスを2機搭載されたシステムが必要となります。
2つのホストシステムにTesla S870を接続した例です。 ホストシステムにおいて、PCI Express x16バスが1つしか無い場合にはこのような接続となります。1つのホストシステムにおいて、2つのGPUを認識します。
製品名 | NVIDIA Tesla S870 |
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フォームファクター | 標準19インチ 1Uラックマウント式本体 |
トータルGPU | 4 |
トータル専用メモリ | 6GB(1GPUあたり1.5GBのGDDR3メモリ) |
最大フロップス | GPUあたり500ギガフロップス超 |
浮動小数点の精度 | IEEE 754 単精度浮動小数点 |
電力 | 550W型(最大800W), 100-240 VAC 自動検知 |
ホストアダプタボード | PCI-Express x16ホストアダプタボード(2枚) (オプションにてPCI Express x8ホストアダプタボード別売) |