HOME > NextIO vNET I/O Maestro (販売終了製品)
NET I/O Maestroは複雑なサーバーI/Oの配置と管理を簡素化するラックマウントタイプのアプライアンスです。vNET I/O Maestroを使用してストレージ機器をI/Oリソースの共有プールに統合することにより、個別のサーバーごとにインストールしている物理ストレージやネットワークアダプターが不要となります。vNETは、サーバーの物理I/Oリソースを仮想NIC (vNIC) とHBA (vHBA) で置き換えることで、負荷に応じて常にサーバーに配置や割り当てが動的におこなわれます。
仮想I/Oリソースは従来のサーバーI/Oと完全に等価で、OSやアプリケーションからは単なる物理NICや物理HBAに見えます。したがって、アプリケーションやOSを修正する必要はありません。 仮想I/O機器はネットワークやSANからも従来のサーバーI/Oと等価に扱われます。 物理装置同様に認識され管理されますので、インフラを変更する必要はありません。 vNETはサーバーに接続されている複数のイーサネットケーブルやファイバーチャネルケーブルを業界標準のPCI Express (PCIe) ケーブル (冗長性のために2本) に統合するため、ラックに設置されているネットワークスイッチやストレージスイッチが不要となります。
※本製品の販売は終了いたしました。
vNETを使うことで、すべてのサーバーI/Oを単一の機器としてラックに設置することが可能となります。 ネットワークやストレージリソースの設置、コンフィグレーション、動的な変更は何日や何週間ではなくほんの数分で終わるので、コストを削減することができます。
サーバーの再配置をリモートで即座におこなえるので、負荷状態の変化に即座に対応することが可能です。 仮想I/Oリソースを稼働中のサーバーに割り当て直すことができ、サービス品質パラメーター (QoS) を設定することでアプリケーションに対する帯域を保証することができます。
vNETを使うことで、従来のサーバーI/O設備やスイッチングインフラに必要だった多くのサーバーI/O機器、ケーブル、スイッチを減らすことができます。
vNETを使うことで、サーバーI/O管理のルーチンワークを最小限にし、自動化することで作業コストが削減できます。 1台のサーバーではなくラック全体に対して動的にキャパシティーの計算をして接続帯域を割り当てることができるので、より素早く作業をおこなうことができます。 vNETを使うことで、データセンターの機器レイヤーを削減することもでき、作業時間やコストを下げることができます。
vNETは複数のサーバー間で物理NICと物理HBAを共有するので、ネットワークおよびストレージインフラの利用率を効率的に最大化できます。
30台のラックマウントサーバーに対して8台のI/Oモジュールまで増設できます。
わずか数分で、あらゆるサーバーをあらゆるストレージやネットワーク機器に動的に接続することができます。
業界標準のサーバー、I/Oアダプター、オペレーティングシステム、アプリケーション、ネットワークやストレージインフラを一切変更せずご使用頂けます。
サーバー接続あたり最大で20Gbsの帯域を確保します。
コンポーネントはホットプラグ可能で、高度な管理機能を持っており、継続的な稼働と利用を保証します。
NextIOは業界標準のソリューションを提供します。お客様はサーバー、ネットワーク、ストレージといった機器をご自由にお選びいただけます。 ありがちなのは、プロプラエタリな機器に縛られることで、選択肢の幅が狭くなってしまうことです。 vNET I/O Maestroはあらゆるベンダーのx86サーバーで利用できます。 既存のサーバー、OS、アプリケーション、ネットワーク機器やストレージ機器といったインフラを一切変更する必要はありません。
アプリケーションの性能を確保するためvNETはノンブロッキングアーキテクチャを採用しており、各サーバーごとに最大20Gpsの帯域を割り当てることができます。 10GbEや8Gbファイバーチャネル接続を1本または複数本使い、各サーバー上の仮想マシンやアプリケーションは実機器と同程度の速度でネットワークやストレージインフラにアクセスすることができます。 vNETはQoS (Quality of Service) をサポートしており、アプリケーションの利用帯域が最小限になることを保証します。
vNETは、データセンター環境下で継続した稼働および利用を保証します。 電源ユニットとファンは完全に冗長化されており、またホットプラグ可能です。 I/Oモジュールもホットスワップ可能で、NICチーミングやマルチパスI/Oといったフェイルオーバー機構をサポートします。複数のvNETにわたるシステムレベルの冗長性もサポートします。 vNETから10GbEや8Gb FCを介してメインネットワークやストレージインフラに直接接続できるので、スイッチを削減することができます。
vNETは、ケーブルをつなぎ替えることなく、あらゆるサーバーを動的にあらゆるストレージやネットワークリソースに数分で接続できます。 個々のサーバーにI/Oリソースを追加するのではなく、I/OリソースモジュールをvNETにホットプラグで追加することで、ラック全体の帯域性能をスケールアップすることができます。
vNET I/O Maestroを使うことで、すべてのサーバーはストレージとネットワークに接続できます。vNICとvHBAはサーバー内からは従来のイーサネットNICやファイバーチャネルホストアダプターとして見えます。 サーバー内のパッシブPICeバスエクステンダーにより、PCIeバスをvNET I/O Maestroとサーバーの接続に使われるPCIeケーブルに変換できます。 シャーシモデルは2種類ご用意しております。
ホットスワップ可能なI/Oモジュールにより、ストレージおよびネットワークとサーバーとの接続性を確保しました。 I/Oモジュールは2種類ご用意しております。
I/Oモジュールは業界標準のPCIe 10GbE NICおよび8Gb FC HBAをサポートします。1台のvNETには最大8台のI/Oモジュールを接続できます。
nControlはNextIO vNETの統合ソリューションです。 ラックに設置されたすべてのサーバーのI/Oリソースをリモートで集中管理できます。 直感的なユーザーインターフェイスを備えており、IT管理者はI/Oリソースプールの設定、モニター、管理がおこなえます。
nControlはvNET I/O Maestroを管理するために、Web GUI、OpenAPI、SNMPといった業界標準のインターフェイスを用意しています。 繰り返し作業を自動化できるスクリプティング可能なCLIも用意されています。
形状 | 4Uラックマウントタイプ |
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インターオペラビリティ | PCI-SIG 1.0a / PCI-SIG SR-IOV / PCI-SIG MR-IOV 準拠 |
ホストカード | UHAC (アップストリームホストアダプターカード) vNET I/Oモジュール ・10GB Ethernet ・8Gb Fiber Channnel (FC) |
ケーブル | PCIe / Ethernet / Fiber Channel |
外形寸法 | 436mm(W) × 177mm(H) × 519mm(D) |
重量 | 37.65kg |
電源 | 最大消費電力 600W 800W 電源ユニット × 4 ( N+1) 100 - 240 VAC (50/60Hz) |
対応OS | Windows Server 2008 / 2008R2 RHEL 5.3,5.4,5.5,6.0 / CentOS / SLES 11.x VMWare ESXi4.1 update1 / ESXi5.0 Citrix XENServer 5.6SP2 Linux KVM Hypervisor Microsoft Hyper-V |
メーカー | Exar Titan | Intel Niantic |
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ポート | 2 SFP+ ポート10 GBase-SR | 2 SFP+ ポート10 GBase-SR |
vNIC数 / 機能 | 15 vNIC/ PXEブートサポート | 30 vNIC / PXEブートサポート |
チェックサム オフロード | チェックサムオフロードTx/Rx IP, SCTP, TCP, UDPセグメンテーションオフロード Tx TCP IPSec MacSec オフロード(IEEE 802.1ae) | チェックサムオフロードTx/Rx IP, SCTP, TCP, UDPセグメンテーションオフロード Tx TCP IPSec MacSec オフロード(IEEE 802.1ae) |
VLAN | IEEE 802.1Q VLANトランクス | IEEE 802.1Q VLANトランクス |
IPv6 | サポート | サポート |
Quality of Service (QoS) | Bandwidth上限の保証 | - |
メーカー | Emulex Balius |
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ポート | 2 SFP+ ポートLCコネクタ |
対応プロトコル | FC-PI-4, FC-FS-2, FC-FS-2/AM1, FC-LS, FC-AL-2, FC-GS-6, FC-FLA, FC-PLDA, FC-TAPE, FC-DA, FCP-4経由のFCP , SBC-3, FC-SP, FC-HBA, SMI-S v1.1 |
SANブート | 対応 |
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