HOME > Parallels Workstation 6 Extreme (販売終了製品)
Parallels Workstation 6 ExtremeはWindowsやLinuxなどのOS上で、仮想PCを構成し、様々なOSを1台のワークステーションで使用することが可能な仮想デスクトップソリューションです。
Parallels Workstation 6 Extremeは仮想PCに対して、ワークステーションに搭載されたGPUをダイレクトに割り当てる事が出来るため、従来製品ではソフトウェア処理だったグラフィックス描画を、ハードウェア処理する事で仮想PC上でもハイパフォーマンスなグラフィックス処理能力を使用することが可能です。これにより、従来仮想化環境には適さないとされてきた、グラフィックス性能を多用するアプリケーションを仮想環境上でも高速に実行する事ができ、CGデザイナー、アニメーター、建築設計、機械設計、自動車、船舶、航空機設計といった業務で使用されるCAD / CAM / CAEやCGアプリケーション、GPUを用いた解析計算といった様々な用途にご活用頂けます。
※本製品の販売は終了しました。
*製品パッケージの画像はイメージです。画像は今後変更される場合がございます。
Parallels Workstation 6 Extremeは最新の仮想化技術により、1台のワークステーション上で再起動すること無く複数のOSを実行することが可能です。ホストOSと仮想OSはシームレスに使用することができ、OSの切り替えにストレスを感じる事はありません。
1台のワークステーション上でWindowsの各バージョンやLinux環境を使用できるため、それぞれの環境でしか動作しないアプリケーションを使用したい場合やテストを行いたい場合にその都度マシンを切り替えたり、新しく環境を構築したりする必要はありません。
Parallels Workstation 6 Extremeは、従来の仮想化ソリューションにはない仮想OSへの物理I/Oデバイスのダイレクトアタッチ機能を搭載しています。
このダイレクトアタッチ機能により、仮想OS1つに対して1つのGPUを割り当てる事が可能となり、従来製品ではソフトウェア処理だったグラフィックス描画を割り当てたGPUでハードウェア処理する事で、仮想OS上でもハイパフォーマンスなグラフィックス処理能力を使用することが可能です。この機能により、通常仮想OS上で動作させるには適さなかった3DCADや3DCG、GPUコンピューティングといったグラフィックスパワーを必要とするアプリケーションを使用することが出来ます。*
*対応グラフィックスボードは製品仕様の必要動作環境をご確認下さい。
Parallels Workstation 6 Extremeの卓越した操作性は、個人の生産性を新たなレベルへ引き上げます。複数のOSとグラフィックスを多用するアプリケーションを単一のワークステーション上で並列実行することにより、ハードウェアの壁を打ち破ります。 複数のアプリケーションはシームレスに移動する事ができ、再起動やコンピューターを切り替える必要はありません。
Parallels Workstation 6 Extremeはかつてないほど高速で、グラフィックを多用するアプリケーションや、複雑なワークロードに伴う厳しい課題にも対応可能です。 業界最先端のダイレクトアタッチ機能を備えた Parallels Workstation 6 Extreme により、グラフィックスボード、ネットワークカード、その他の各種 PCIe デバイスを仮想マシンで利用することができます。
Parallels Workstation 6 Extreme はアクセスしやすく、各種ビジネス目的に活用できます。 ユーザはミーティング中にシミュレーション結果を iPad で見せることができ、IT チームは未使用の演算回路を活用でき、管理者はより簡単にリモート管理を実行できます。
Parallels Workstation Extreme は、1台の高性能なワークステーション上で32bitと64bitの両方の環境を実行できる強力な次世代仮想化プラットフォームを提供します。 互換性の問題を避けて仮想PC上に32bitのOS環境を構築する事で、システムを再起動することなく最新のアプリケーションとレガシーアプリケーションを並べて実行でき、より効率的に作業が行えます。
1台のワークステーション内に設計、シュミレーション、ビジュアライゼーションの3つの作業環境を構築し、シームレスに切り替えを行いながら同時に作業をする事ができます。それぞれの環境にはNVIDIA Quadro グラフィックスボードをダイレクトにアタッチ出来るため、高いグラフィックス処理能力を必要とする3DCGやCADアプリケーション、GPUを計算に用いるアプリケーションなどを仮想環境で使用することが可能です。
GPUアプリケーションの開発環境をホストOS側に、テスト環境を仮想マシン側に構築することで、開発とテストをマシンを切り替えること無く、効率よく行うことが出来ます。またテスト中にアプリケーションがクラッシュした場合でも、Parallels上の仮想マシンがクラッシュするだけなので、ホストOSには影響なし。またParallels Workstation 6 Extremeに搭載されるスナップショットやクローン機能により、簡単にクラッシュ前の環境に復元することが出来ます。
Parallels Workstation Extremeは、グラフィックスボードやPCoIPホストカードを複数のゲストOSにそれぞれ割り当てる事ができます。 これにより、仮想マシンをあたかも物理ワークステーションの様にエンドユーザーへ提供する事ができます。
ITの集中管理のメリットは、管理コストの削減、効果的なコラボレーション、リモートアクセス、静かですっきりとしたワークエリア、スペース、電力と冷却コスト、強化されたセキュリティなど、企業が、リモートデスクトップを展開する理由は無数にあります。しかし、これらの利点は、グラフィックスを必要とするアプリケーションを使用する企業の多くでは利用できませんでした。
Parallels Workstation Extremeは、これらのGPUリソースを必要とするアプリケーションのパフォーマンスを損なうことなく、1台の高性能なワークステーション上に、複数のグラフィックスを必要とするワークロードを統合でき、複数のユーザーにサービスする事が可能となります。
Parallels Workstation Extremeにより、わずかなコストでネイティブに近い性能を持つGPUベースのコンピューティング環境を利用することができます。 伝統的な仮想化ソリューションでは、GPUの直接的な割り当てができずHPCに必要なパフォーマンスを得る事が困難でしたが、Parallels Workstation Extremeは、IntelのVT-dの技術を活用し仮想マシンに直接専用のGPUを割り当てを行えるため、GPUを使用して大幅に計算量を増加させることができます。
Parallels Workstation Extremeは仮想マシンにおけるHPCに必要な高い演算性能を得る費用対効果の高い方法です。ホストとゲストの両方のワークステーション環境に専用グラフィックスおよびネットワークリソースを与え、エンドユーザーに強力な、次世代仮想化プラットフォームを提供します。
高速なネットワークカードを仮想マシンに与える事で、簡単なクラスタ環境でも非常に高速な演算性能を持つクラスタコンピューティングを可能とします。
コンピューター | 下記条件を満たすワークステーション *1 |
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CPU | Intel Xeon Processor 5500 および 5600 シリーズ Intel Xeon Processor 3500 および 3600シリーズ |
チップセット | Intel X58 または Intel 5520 チップセット以上 (Intel VT-x および VT-d のサポート) |
対応グラフィックスボード |
GPUのダイレクトアタッチ機能を使用する場合、2枚以上のグラフィックスボードが必要となります。(ホストOS用1枚)
仮想マシンに割当て可能な対応グラフィックスボードは以下の通り NVIDIA Quadro 2000 / Quadro 4000 / Quadro 5000 / Quadro 6000 NVIDIA Quadro FX 1800 / FX3800 / FX 4800 / FX 5800 NVIDIA Tesla C2050 / C2070 *2 Video BIOS バージョン 62.00.62.00.01 以上 DirectX や OpenGL への対応レベルは、それぞれのグラフィックスボードとデバイス・ドライバに依存しています。グラフィックスボードが対応していれば、Parallels Workstation Extreme の仮想マシンで利用できる事を意味します。 |
メモリ | 8GB以上を推奨 必要なメモリ容量は、仮想マシンに割り当てるメモリ容量に大きく左右されます。 仮想マシン当り、最大64GBのメモリ割り当てが可能です。 |
ハードディスク | Parallels Workstation 6 Extreme をインストールするために 350MBのスペースを必要とします。
概ね30GBの容量をそれぞれの仮想マシンが必要とします。
テンポラリのスペースとして、((仮想マシンのメモリ容量+Videoメモリ)+150MB)×2で算出される空き容量を確保してください。 |
光学ドライブ | ソフトウェアインストールのためのDVD-ROMドライブ |
ネットワーク | Ethernet Network Adapter Broadcom GbE コントローラーは仮想マシンに割当て可能。 |
その他の対応アダプター | ELSA VIXEL H200 PCoIP Host アダプターを仮想マシンに割当て可能。 |
動作確認済みワークステーション | ・SGI Japan Asterism ID112 / ID412 ・Dell Precision T3500 / T5500 / T7500 / R5500 ・富士通 Celsius R610 / R650 / R670 ・HP Z400 / Z600 / Z800 / ML370 ・Lenovo S20 / D20 |
注意事項 | ・初回起動時の認証及びオンラインアップデートにはインターネット回線が必要です。 ・WindowsなどのOSは同梱されておりません。別途ご用意下さい。 |
*1 自作PC等のプラットフォームはサポートしておりません。
*2 NVIDIA Tesla C2070を使用する場合、ゲストOSにはNVIDIA Tesla C2070として認識され使用出来ますが、Parallels Workstation Extreme側のコンソールからはNVIDIA Tesla C2050として認識されます。
稼働確認済ワークステーションは、すべてのPCI-Express スロットで Intel VT-d に基づく直接割当て機能が利用できる訳ではありません。
AMD-Vには対応しておりません。
GeForce系グラフィックスボードではIntel VT-d に基づく直接割当てを利用できません。
HDDコントローラーを直接割当てした仮想マシンであっても、割当てたHDDコントローラーの接続先にあるHDDを仮想マシンの起動ディスクにはできません。
多くのPCI-Express スロットを利用される場合や、PCI-Express ブリッジを持つデバイスを利用される際は、予め、30日間無料のParallels Workstation Extreme Trial License を活用してテストされる事をお勧めいたします。
PCI-ExpressカードおよびUSBなど、すべての周辺機器の動作を保証するものではありません。
ホストOS | 以下の 64bit OS のいずれかを必要とします。 Microsoft Windows 7 Microsoft Windows Vista SP2 (Business以上) Windows XP Professional SP2 Red Hat Enterprise Linux 6 |
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ゲストOS | 以下の OS を混在して使用可能です。64bit OSWindows 7Windows Vista SP1 / SP2(Business以上) Microsoft Windows XP Professional SP2 Red Hat Enterprise Linux 6.0 / 6.1 Suse Linux Enterprise Desktop 11 SP1 Debian 6.0 Fedora 14 / 15 Ubuntu 10.10 / 11.04 32bit OSWindows 7Windows Vista SP1 / SP2 (Business以上) Windows XP Professional SP3 / Home SP3 Red Hat Enterprise Linux 6.0 / 6.1 Suse Linux Enterprise Desktop 11 SP1 Debian 6.0 Fedora 14 / 15 Ubuntu 10.10 / 11.04 |
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