ニュースリリース
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エルザジャパン、仮想化ソリューションを手がけるパラレルス株式会社との日本における代理店契約を締結。GPU Direct Mappingに対応する「Parallels Workstation 6 Extreme」の販売を開始。
2011年9月2日、コンピューターグラフィックスソリューションを展開しているリーディングカンパニー、株式会社エルザジャパン(東京都港区、代表取締役社長:世古口 誠)は、仮想化ソリューション製品を提供するパラレルス株式会社と日本国内における代理店契約を締結した事を発表いたします。
今回、その第一弾としてGPU Direct Mappingに対応し、ワークステーションにフォーカスを当てた初の仮想化ソリューション 「Parallels Workstation 6 Extreme」をエルザジャパンより販売致します。
エルザジャパンは、これらの製品を既存の販売チャネル網を経由して日本市場に販売していきます。
エルザジャパン 代表取締役社長 世古口 誠
「我々の目標は、市場から切望されているワークステーション向けのデスクトップ・クラウドや、クラウド環境におけるハイパフォーマンスコンピューティングのベストソリューションを提供する事です。Parallels Workstation 6 Extremeは、私どもの持つGPUソリューションとリモートグラフィックスソリューション、I/O仮想化ソリューション、高速ネットワークソリューションをトータルな仮想化ソリューションとして提供する核となる製品です。これにより、今までになかった革新的な仮想化ワークステーションソリューションを提供する事ができ、お客様にとって効率的なシステムを構築する事が可能となります。」
Parallels Workstation 6 Extremeは仮想化ソリューションでありながら、Parallels FastLane テクノロジーを用いることにより、グラフィックスボードやネットワークインタフェースカード、PCoIPホストカードを始めとする様々な物理I/Oデバイスを仮想マシンに直接割り当てる事ができ、パフォーマンスを犠牲にする事なくネイティブのワークステーションと同等な描画性能やデータ転送能力を仮想マシンに提供致します。
これにより、従来仮想化環境には適さないとされてきた、グラフィックス性能を多用するアプリケーションを仮想環境上でも高速に実行する事ができ、CGデザイナー、アニメーター、建築設計、機械設計、自動車、船舶、航空機設計といった業務で使用されるCAD / CAM / CAEやCGアプリケーション、GPUを用いた解析計算といった様々な用途にご活用頂けます。
今後は異なるOSを必要とするアプリケーションのために複数台のワークステーションを導入する必要はなくなり、1台の高性能なワークステーションにワークロードを集中させる事で、コンピューターの導入コストやメンテナンス費用、消費電力を節約するとともに、ユーザーの作業効率も改善する事ができます。
パラレルス株式会社 代表取締役社長、富田 直美
「今回のエルザジャパン様との業務提携により、パラレルスの革新的な仮想化テクノロジーを搭載したParallels Workstation 6 Extremeを初めて日本の重要なエンタープライズ・マーケットに提供することができることを大変嬉しく思っております。GPGPUソリューションとグラフィックスソリューションのリーダーであるエルザジャパン様とともに、真の仮想化ワークステーションソリューションの素晴らしさをユーザーの方々に体験していただきたいと願っております。」
なお、エルザジャパンではParallels Workstation 6 Extremeの出荷開始を2011年9月中旬より予定しています。
※パッケージ画像はイメージです。実際の製品化にあたって変更される場合がございます。