製品情報

Scalable Display Manager

Scalable Display Manager (SDM) は複数プロジェクター環境でのワープ/ブレンディングを演算によって処理し、演算結果を並列化したPCおよび複数のワープ用機器への配分を行うソフトウェアです。

  • 製品概要
  • 必要動作環境

製品概要

スケーラブルなディスプレイマネージャー

マルチプロジェクター制御によるシミュレーションとトレーニングの変革
スケーラブル ディスプレイ マネージャーを使用してシミュレーション環境を革新し、
スムーズな統合、正確なエッジ ブレンディング、カラー マッチング、直感的な
キャリブレーションを実現して魅力的で没入感のあるエクスペリエンスを実現します。

複数のPCで演算を行う、分散レンダリングアプリケーション

Scalable Display Maneger(SDM)は複数プロジェクター環境でのワープおよびブレンディングを演算によって処理し、演算結果を並列化したPCおよび複数のワープ用機器への分配を行うソフトウェアです。特許取得済のカメラフィードバック技術により、SDMは ピクセル完全なワープおよびブレンディングを演算し、その結果を Scalable Mesh Fileとして保存します。 SDMはワープおよびブレンディング機能を搭載したデバイスに対し、保存したScalable Mesh File のデータを供給します。

透視図法的な映像補正

PC一台からの出力でHD画質以上にて16 画面分までのディスプレイ出力が可能です。スクエアピクセル機能により、 プロジェクタのオーバーラップ部分を GPU の機能で解消することで各ピクセルは四辺形を保たれ、エイリアス処理による画面への影響を低減します。

カメラと連動して、短時間で自動補正

ソフトウェアからワンクリックでプロジェクタ投影映像をカメラにて撮影し、自動的にオーバーラップ、ジオメトリ変形、ブレンディングを行います。最短で10分もあれば、高品質なマルチプロジェクション環境を構築することができます。 技術に精通したユーザーでなくても扱いやすいインターフェースデザインで、専用ハードウェアを必要とせずソフトウェアのみでワープおよびブレンディングを実現できます。

ロジクール C-920、キヤノン KISSシリーズ、およびギガビットイーサネット接続カメラや、複数でのカメラ構成およびパン・ティルトマウント装置にも対応しています。

対応プロジェクタの制限なし

4KプロジェクタからVGAプロジェクタまで、あらゆるメーカーの対応機種を選ばずにマルチプロジェクションが可能です。

※出力可能なプロジェクタの台数は PC 単体のグラフィック出力能力のみに制約されます。現在の最大出力は256 メガピクセルです。

必要動作環境

グラフィックスボード NVIDIA® T1000 / T1000 8GB(ScalableDesktop 10.5 よりサポート)

NVIDIA® RTX A6000(ScalableDesktop 8.5 よりサポート)

NVIDIA® RTX A5500(ScalableDesktop 8.5 よりサポート)

NVIDIA® RTX A5000(ScalableDesktop 8.5 よりサポート)

NVIDIA® RTX A4500(ScalableDesktop 8.5 よりサポート)

NVIDIA® RTX A4000(ScalableDesktop 8.5 よりサポート)

NVIDIA® RTX A2000(ScalableDesktop 8.5 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® P2200(ScalableDesktop 7.0 よりサポート

NVIDIA® Quadro® RTX8000(ScalableDesktop 5.0 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® RTX6000(ScalableDesktop 5.0 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® RTX5000(ScalableDesktop 5.0 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® RTX4000(ScalableDesktop 5.0 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® GV100(ScalableDesktop 4.5 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® P6000(ScalableDesktop 3.5 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® P5000(ScalableDesktop 3.5 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® P4000(ScalableDesktop 3.5 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® P2000(ScalableDesktop 3.5 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® P1000(ScalableDesktop 3.5 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® M6000 / M6000 24GB(ScalableDesktop 3.1 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® M5000(ScalableDesktop 3.1 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® M4000(ScalableDesktop 3.1 よりサポート)

NVIDIA® Quadro® M2000(ScalableDesktop 3.1 よりサポート)
サポートするGigEカメラ 広角レンズ(90°×70°)

長焦点レンズ(70°×56°)

魚眼レンズ(150°)

小型で目立たないギガビットイーサネット(GigE)カメラ。
長いケーブル配線やリモートキャリブレーションにイーサネット経由で電力とデータを供給します。
SDTは、互換性のあるレンズの選択に応じて2つの異なるGigEカメラモデルをサポートします。
詳細については、SDTにお問い合わせください。
サポートするデジタル一眼レフ Canon EOS Kiss X90(Canon T7)

Canon EOS Kiss X9i(Canon T7i)

Canon EOS Kiss X80(Canon T6)

Canon EOS Kiss X8i(Canon T6i)

※キヤノン10-18mm広角レンズを10mmにセットした時の視野角(94.5°×71.5°)
※サポートされている従来のCanonモデルのリストについては、Scalableにお問い合わせください。
サポートするデジタル一眼レンズ Canon EF-S18-55mm(2042B002)(標準ズームレンズ)
※通常は本体に同梱されています

Canon EF-S10-18mm(9519B002)(広角レンズ)

Sigma 8mm(485-101)(魚眼レンズ)
※半球形スクリーンの単一カメラのキャリブレーションには、Canon EOS 6D Mk iiを使用する必要があります。
※非半球型スクリーンまたは複数の魚眼レンズシステムの場合は、Canon EOS Kiss X9iを使用する必要があります。
サポートするWebカメラ Logicool® C930E Webcam

Logicool® C922 Pro Stream Webcam

Logicool® HD Pro Webcam C920

※ノートパソコンでキャリブレーションする場合は、最大2台のLogicool®カメラを使用できます。
システムに2台以上のLogicool®ウェブカメラが必要な場合は、システムのキャリブレーションにデスクトップコンピュータが必要になります。
対応スクリーン形状 平面

ドームスクリーン

半球

凸型

円柱

多面

ユーザー定義
システム要件
  • OS:Windows 11(Scalable 9.0 以降) / Windows 10 64bit(Scalable 3.5 以降)
  • システムメモリ:8GB RAM ~ 16GB RAM(推奨)
  • CPU:Intel® Core i5 以上
  • グラフィックカード:OpenGL 3.0以上
  • ネットワーク:ギガビットネットワークアダプタ
  • ハードディスク:200GB以上(空き容量50GB以上)のSSD
※バックライト付きキーボードを備えたラップトップを強くお勧めします。
※Logicool®カメラとラップトップを使用してシステムをキャリブレーションする場合、最大2台のLogicool®カメラを使用できます。システムに2台以上のLogicool®ウェブカメラが必要な場合は、独立したUSBポートを備えたデスクトップコンピューターが必要になるか、GigEなどの別のカメラに切り替える必要があります。
Scalable ディスプレイOS
  • スロット:各NVIDIA®グラフィックカード用の個別のx16 PCI Expressスロット(フルx16帯域幅で動作)
  • エミュレータ:EDID
  • グラフィックカード:複数のグラフィックカードを使用する場合はQuadro®同期カード
    (複数のNVIDIA®グラフィックカードを搭載したシステムの場合は、推奨されるワークステーションの仕様についてお問い合わせください)
  • ハードディスク:空き容量25GB以上
※システムの調整には、ノートPCで最大2台のLogicool®ウェブカメラを使用できます。システムに2台以上のLogicool®ウェブカメラが必要な場合は、独立したUSBポートを備えたデスクトップコンピューターが必要になるか、GigEなどの別のカメラに切り替える必要があります。
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