製品のQ&A

TESLA C2075を組み込んだ際に1600×1200等のスクエアの解像度しか選択できない。

Windows環境でTESLA C2075を組み込んだ際に、TCCモードの場合は640x480、800x600、1600x1200等のスクエアの画面解像度しか選択できません。 また、nbody等の視覚的なCUDAサンプルプログラムも動作せず、NVIDIAコントロールパネルを開くことも出来ません。これらの症状を解消したい場合は、TCCモードからWDDMモードに変更する必要があります。 TCCモードからWDDMモードへの変更方法は下記の通りです。

1.Windowsを起動し、管理者権限でログインします。

07_001

2.コマンドプロンプトを利用してC: \Program Files/NVIDIA Corporation/NVSMI に移動します。

07_002

3.nvidia-smi.exe -g 0 -dm 0 を実行して、WDDM にします。

07_003

4.システムを再起動します。

以上で、WDDMモードへの切り替えは終了です。

※ WDDMモードの確認方法 WDDMモードの時は、下記赤枠内の項目が「No」になっています(TCCモードの場合は「Yes」になっています)。

07_004

※ WDDMモードからTCCモードへの変更方法 WDDM からTCC への変更は、ドライバの再インストールを行うことで可能です。C2075のデフォルトがTCCなので、再インストールにより、TCCになります。

もしくは、下記の方法からもWDDMからTCCへ変更が出来ます。

1.C:\Program Files\NVIDIA Corporation\NVSMIのディレクトリに移動します。

2.nvidia-smi.exe -g 0 -fdm 1を実行します。

07_005

3.システムを再起動します。

以上で、TCCモードへの切り替えは終了です。