ニュースリリース
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ヘテロDB社のGPUを用いたデータベース高速化技術 PG-Stromの販売を開始いたします。
この度、株式会社エルザ ジャパン(東京都港区、代表取締役社長:内藤 万義)は、ヘテロDB社のGPUを用いたデータベース高速化技術であるPG-Stromのサブスクリプション製品、および同ソフトウェアを搭載したアプライアンス製品の販売を2018年4月24日より開始いたします。
画像はイメージです。
ハードウェアの能力を限界まで引き出し、
1U/2UラックサーバでDWH水準の処理能力を実現する PG-Strom バージョン 2.0
PG-Stromとは、最も広く使われているオープンソースのリレーショナルデータベースであるPostgreSQL向けに設計された拡張モジュールで、SQLコマンドから自動生成したGPUプログラムをGPUの持つ数千コアと広帯域メモリを用いて並列実行する事で、大量データの集計・解析処理を高速化します。
中核機能の一つSSD-to-GPUダイレクトSQL実行は、NVMe-SSD上のPostgreSQLデータブロックの内容をGPUへ直接ロードし、データがホストシステムに到着するよりも先にGPUでSQLワークロードを実行します。これによりCPUが処理すべきデータ量を数百分の一以下に削減し、I/O中心のワークロードである集計処理や全件探索といったワークロードを効率的に実行する事が可能となります。
なお弊社では、4月24日(火)にベルサール高田馬場にて開催されるNVIDIA社主催のイベント「NVIDIA Deep Learning Seminar 2018」の弊社ブースにおいて本製品のデモ展示を行います。
NVIDIA Deep Learning Seminar 2018 HP → こちら
PG-Stromの主な用途
- データウェアハウス・データマート
- バッチ・レポーティング処理
- ログデータ解析基盤
- 異常検知システム基盤
- 統計解析・機械学習基盤
PG-Stromの特長・主要機能
- PostgreSQLの一部として動作しクエリおよびデータの完全な互換性を実現
- SQLからGPUプログラムを自動生成し、SQLを透過的に高速化
- SSD-to-GPUダイレクトSQL実行
- インメモリ列指向キャッシュ
- GPUメモリストア(gstore_fdw)
- PL/CUDAユーザ定義関数
HeteroDB、PG-Stromの製品詳細はこちら
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■株式会社 エルザ ジャパンについて
ドイツELSA AG社とテクノロジー・ジョイント株式会社(本社:大阪市淀川区宮原3-5-24 新大阪第一生命ビル)との合弁により1997年12月26日に設立。2002年07月、テクノロジー・ジョイント社の100%子会社となる。代表取締役社長は内藤 万義。
設立以来一貫してPC向けプロフェッショナル及びコンシューマ向けGPU搭載グラフィックスボードとその関連製品、ビジュアリゼーション関連製品の販売を手掛け、2017年12月に創立20周年を迎える。
近年ではGPUの卓越した計算能力を生かしたビッグデータ解析やAI、ブロックチェーンなどの分野で利用される機器にも注力している。
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仕様は予告無く変更される場合があります。 発売日は変動する場合があります。あらかじめご了承ください。